台北にしばらくいても、全く西洋人と会うことがなかった頃、この廃墟ビルにある台北では最もコスパの悪いホステルに泊まってみたところ、他の宿泊者は全員西洋人でした。
台湾人はもちろん、他のアジア人も誰もいません。
その日はたまたま安かったのと、とりあえず色々なホステルに泊まって見ようと思って、この廃墟ビルホステルに泊まりました。
台北で、西洋人と出会いたい、という人には、お勧めです。
特に西洋人と友達になってクラブに出かけたい、という人にはお勧めです。
JV’s Home から House に名称変更したのかもしれません。
女性も数人いましたが、ほとんどは、白人男性ばかりで、
彼らはこのホステルで仲間を見つけ、いっしょにクラブに遊びにいくのです。
昼間まで寝ていて、夕方になると起き出し、
バックパッカーとは思えない、ちょっとおしゃれな服に着替え、夜中に出かけて行きます。
彼らの目的は、クラブで遊ぶことですが、もしかすると、このホステルのオーナーなのか、常勤の美人スタッフかもしれません。
彼女の英語力はネイティブ並です。
そして社交性があり、なかなか台湾人にはいない人です。
そんな目的で集まってくる白人男性が多いので、それ以外のホテルとしての設備に関しては、彼らはどうでもいいのかもしれません。
ベッドはこんな感じです。
安い家庭用のバイプ製二段ベッドを並べているだけです。
こんなパイプベッドを使っているのは、僕が知っているホステルでは
イージーマインドホステル
と、 JV’s Home ジェイブイズホームだけです。
メイ ルームス タイペイ May Rooms Taipei 南港安樂旅社のベッドは木製ベッドで
パイプベッドではないけど、寝心地は同じくらいひどいくて、この3軒は台北の最低ホステルです。
NEO SOHOは論外ですが。
廃墟ビルはこんな感じです。
廃墟ですよね。
そして入り口はここです。
もちろんエレベーターなんてありません。
階段を4階まで自分で荷物をもって上がったところにレセプションがあります。
でも部屋は3階だったりして、1階分損した気分にさせられます。
もちろん、トイレやシャワーは男女共同。
女性はほとんどいませんが。
つまり、廃墟ビルをほとんど改装せずに、パイプベッドを持ち込んで
そこに客を寝かせる、できる限り手を入れない、お金をかけないで立ち上げて運営しています。
この設備のグレードで他のバックパッカーズホステルより若干高い料金設定。
クラブに行く仲間を探したいわけでもなく、美人スタッフ目当てでもない人には全く選択肢にならないと思います。
去年は、JV’s Home ジェイブイズホームagoda Booking.comに掲載していたのですが
現在は取りやめていますのでクチコミ件数やレビューポイントはありません。