もう泊まりません。
さようならヘイベアーカプセルホテル
2017年6月、僕は台湾、台北にいます。
今回も快適なカプセルホテルのヘイベアーカプセルホテルに泊まりに来ました。
しかし非常に残念なことがありました。
カプセルルームを開けると、シーツが敷いてありません。
黒いマットだけです。
日本の布団のように、寝汗を吸収するような素材ではないことは、安いゲストハウスで洗うことなどはできないので当然ですが、マットの上にシーツを敷くのは当然でしょう。
僕のところだけ忘れているのかも、と思って、他のゲストがカプセルのドアを開けるのをじっと待っていました。
他のカプセルにもシーツはありません。黒い、ビニール製マットだけ。
またまた経費削減が進みました。
ヘイベアーカプセルホテルは、1年以上前に最初に泊まったとき、
無料のバスタオル、ペットボトルの水、紙のスリッパがついていました。
その時は、この料金でここまで経費をかけていて、もうけが出るのか、と思ってしまったくらいでした。
それが2016年の夏ごろには、すべてなくなっていました。
驚きました。
忘れているのかと思って、レセプションに聞いたくらいです。
それでもリピートしていましたが、今回はベッドシーツ。
確かに大幅に経費は削減できるでしょう。
クリーニング代をケチるのは、小さい個人経営のゲストハウス、ホステルがよく使う手段です。
タイなんかで汚いところはまったく洗いません。
ゲストはチェックアウトしたら、整えるだけ、というところを僕はいくつも見てきています。
台湾のゲストハウス、ホステルは、ふかふかのきもちい布団、ベッドが当たり前なので、
シーツを経費削減のために取り払うなんてところには泊まりません。
NEO SOHO という、ドミトリーで予約したのに、オーバーブッキングだと言って、ベンチで寝かされた最悪のゲストハウス、ホステルがありますが、そこと同じく、シーツのないベッドをわざわざ選ぶ必要はありません。
ヘイベアーカプセルホテルは、この経費削減で宿泊者が激減し、方針を改めるまで泊まらないことにしました。
ホテル予約サイトの日本人のクチコミを見ると、4月末に投稿されている方がかなり細かく、日本語が通じないなどのクレームを書き込んでいましたが、シーツがない、というクレームはされていないので、2017年5月か6月から始まったのだと思います。
もちろんホテルが掲載しているカプセルルームの写真は、以前のままで普通に白いシーツが敷かれています。
ベッドにはシーツはありません、などとは書かれていないし、写真で見てもまったくわかりません。
まさか、シーツがないとは誰も思わないでしょう。